長生きしてほしい人たち

 

 

 

 

 

ドナルド・キーン 92歳

日本文学研究家。

2012年帰化、日本国籍を取得。


三島由紀夫氏と談笑。

ドナルド・キーン氏は、太平洋戦争に米軍の兵士として従軍している。

そのときのエピソードは多くの人に知られている。

司馬遼太郎をはじめ、日本の作家との交流も多い。

日本兵の遺書を見つけ、戦後、家族に届けようと思い自分の机の中に隠すが、見つかる。

この人は日米を知っている。

そして最後は、日本で暮らそうと決意する希な知識人。

そこに興味を惹かれる。


永六輔 81歳

日本の放送文化の原点みたいな人。

欽ちゃん、タモリもこの人に比べたらまるで子供。

上を向いて歩こう、こんにちは赤ちゃんなど、作詞家としての実績も。

「大往生」など作家としても活躍。

活動の一つとして面白いなと思ったのは、「天皇に和服を着せよう」、という運動。

そういえば天皇陛下は和服を着ない、と気づいた人が多かった。

なぜ着ないんだろうか、日本の象徴なのに。

尺貫法を復活させたり、反権力の一面も。

生放送中に番組を降板したり、筋の通らないことは許さない。

生き方として、こんなに自由な生き方ができたらなあと思う。



現在の永六輔氏。


パーキンソン病を患い闘病している。

さすがに衰えは隠せない。

病をおして、毎週TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO」に出演している。

スタッフは、番組中に倒れるかも知れないと覚悟しているそうだ。


そばにいるのは孫の育之助。






ドナルド・キーン氏と永六輔氏、このお二人には長生きして欲しい。




読んだ本

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
天国までの百マイル (朝日文庫)
暴露:スノーデンが私に託したファイル
永遠の旅行者(下)
驕れる白人と闘うための日本近代史
震える牛 (小学館文庫)
リヴィエラを撃て〈上〉 (新潮文庫)
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