2017.7.12 こんなHPにしてほしい

高知県檮原町(ゆすはら)。人口3,500人。

標高1,445m。

ここのHPは素晴らしいです。

2つ紹介します。

行政情報はこちら 観光情報はこちら

わが大島町のHPもこんな感じなるといいのに。具体的に紹介している記事はこちら

2017.7.12 <高校野球>過疎の町 創部契機、地域の要に 高知・檮原

高校野球は、我が町のチームとして地域に根付いたことで人気スポーツとして発展してきた。それだけに、少子化や都市への人口集中など日本社会に表出しているさまざまな問題は今、高校野球にも色濃く影響を与えている。18年には選抜大会が90回、全国選手権大会が100回の節目を迎える。さらに100年、200年と新しい世紀を紡いでいくには何が必要なのか。

 

 愛媛県との境にある“雲の上の町”高知県檮原町。標高1455メートルの四国カルストを擁し、現在の人口は約3600人。半世紀で半減するスピードで過疎化が進んでいたこの町を、高校野球が救った。

 

 町内唯一の高校である1934年創立の県立檮原高に初の野球部が誕生したのは2007年。高校生の町外流出は加速度的に進行し、06年の新入生は定員80人に対して17人で、統廃合の危機を迎えていた。その流れに少しでも歯止めをかけられないかと、校長だった横川剛史さん(63)が生徒からの要望を受け、野球部設立を計画。当時の中越武義町長(故人)も「野球部を作るなら金は出す」と支援を申し出た。高校が消えれば、過疎化に拍車がかかることは必至。町も野球部にいちるの望みをかけた。

 

 06年秋に同好会として4人でスタート。町長が後援会長に就任し、町民らから800万円超の寄付金が集まった。支援への恩返しに、選手たちは草刈りや冬場の除雪作業などを手伝った。かつては外国のように関わりがなく「大使館」と陰で言われていた高校は、野球を通じて地域と結びついた。翌07年、49人が入学し、統廃合は回避された。同好会には12人が入り、野球部となった。

 

 10年後の今、生徒数は92人から128人に。49人の大所帯になった野球部は今年6月、地元小中学校と野球のイベントを開いた。「ナイスボール」。山あいのグラウンドに明るい声が響く。横川さんはしみじみと言った。「野球が持つ力は恐ろしいね」

 

 ◇町を挙げ部活支援

 

 高知・檮原高の高橋志治校長(54)と野球部の横川恒雄監督(64)は今年6月初旬、隣町の東津野中の校長を訪れた。高橋校長の学校紹介後、横川監督が「一昨年の主将は野球をやりきってから一生懸命勉強して(国立の)高知大に進みました」と野球部を紹介した。少子化が進む中、地元の町立小中一貫校・檮原学園だけでは生徒確保は厳しく、毎年、愛媛県も含む近隣25中学へあいさつに行く。

 

 現在の49人いる野球部員のうち、44人が町外出身だ。エースの浅井大地(3年)は高知県南西部に位置する土佐清水市出身。檮原に進学した理由を「横川監督の指導を受けたいのと、設備面が良かったから」と話す。

 

 横川監督は檮原町出身。母校の伊野商コーチ時代の1985年にセンバツ優勝を経験し、監督では2007年に室戸で春8強の実績を持つ。その後、伊野商の監督を務めていたが、当時の校長や町の教育長、住民が何度も檮原の監督に、と勧誘した。その熱意に心を動かされ、13年に町の臨時職員となって監督に就いた。

 

 町は設備面でも支援する。寮運営に年200万円の補助を出す。昨年は閉園になった幼稚園を改修し、第2寮とした。練習場所も人工芝だった町民グラウンドに土を入れて整え、照明設備も完備。遠征用のバスも購入し、無償で貸し出す。

 

 バッティングマシンは、地元の建設業者の寄贈。寮の米が不足すれば住民が差し入れ、昨年は約1200キロが集まった。手厚い支援の理由を矢野富夫町長(62)は「選手の明るい声が地域に元気を与えている。街づくりの一環」と話す。

 

 高校野球の部員数は14年度の17万312人をピークに減少。17年度は16万1573人で前年度比で調査開始以来最多の6062人減となった。中学生ではさらに深刻だ。日本中体連と日本野球連盟の各調査によると、16年度の軟式と硬式を合わせた中学生野球人口は23万4316人で、06年度に比べて31.6%減った。減少幅は中学生の生徒全体数の5.4%減よりもはるかに大きく、子どもへの普及は喫緊の課題だ。

 

 行政や地元住民と一体となった檮原の取り組みは、その解決策の手がかりの一つといえる。

2017.6.1 談合疑惑への対応

 

2017.3.1 産経新聞

奇跡通り越して「不可解」 疑惑の工事5年間で9件

 

 

東京都発注の大型港湾工事をめぐり、情報漏洩(ろうえい)などの入札不正疑惑が28日、明らかになった。0円、300円…。これは都が誤って計算した入札下限額と入札、落札額の差だ。事業費はいずれも数億円規模。下限額を1円でも下回れば失格となる中、業界関係者は「奇跡」「異常」と強い疑念を抱く。産経新聞の調べでは、疑惑の工事は過去5年間で9件に上った。

 

 五洋建設と山田建設の共同企業体(JV)が、最低制限価格を8795円上回る金額で落札した大島町の平成26年度野増漁港海岸離岸堤(改良)建設工事。消費税率が8%に引き上げられた26年4月以降の工事のため、残土処分費の積算は消費税率8%分を差し引いた1立方メートル当たり926円とすべきだったが、5%分を差し引いた同952円で計算していた。

 

 入札では一部の算定基準が示されているため、業者が使用する積算ソフトの能力向上で、最低制限価格と近似値になることもあるが、業界関係者によると、積算ミスで算定された最低制限価格とほぼ同額や近似値が相次ぐことは異常な事態だという。

 

 「どう積算したらこんな価格が出せるのか。奇跡を通り越して不可解だ」。業界関係者はこう指摘する。

 

山田建設が300円差で落札した大島町の27年度元町港護岸(防波)建設工事では、都の積算ミスによって最低制限価格が数十万円ずれていた可能性が高い。離島の伊豆大島では通常、消波ブロックの製作で使用する鋼製型枠の海上運搬費を往復分計上することになっていたが、この工事では片道分(約48万円分)しか計上されていなかったためだ。さらに、運搬船の種類も異なっていた。

 

 業界関係者は「都が片道分しか計上していないことを事前に知らなければ、300円という差で算出できないはずだ」と話す。

 

 産経新聞の指摘で計算ミスが明らかになった4件の大型工事のほかにも、五洋建設や協力会社が最低制限価格の1円~1597円という近似値で落札した大型工事は5件ある。

 

 業界関係者はこう嘆く。「とても公正な入札とはいえない」

 

 ■「競争意識に欠ける」…東大大学院の大橋弘教授(競争政策)

 

 「競合相手のいない入札では落札率が95%を超え、競合相手がいると落札率が低くなっているのは、どの業者が入札に参加するかどうか事前に情報がなければできないのではないか。港湾工事は専門的な技術、機材が必要なため、土木や建築部門に比べ競争意識にやや欠けるのかもしれない。発注者側が積算ミスをしているのに、最低制限価格にほぼ等しい落札額なのも不可思議だ」

 

■「天下り、癒着が状態化」…法政大の五十嵐敬喜(たかよし)名誉教授(公共事業論)

 

 「算定基準に誤りがある中で、最低制限価格に近い金額で入札してくるなど官製談合の疑いが極めて濃厚だ。どこの社が入札に参加するのか分かっているのは官(発注者)だけだが、官が業者に教えているのは誰が見ても明らかだろう。発注者側から受注者側に職員が天下りするということは慢性的に行われている。癒着が常態化しているのではないか」

 

 

☆このニュース報道から三ヶ月、島内では噂の域をでないで、おおぴっらに話題に登ることはない。

本来なら島内の共産党あたりがとりあげてもよさそうなものだが、音沙汰ない。

これはどういうわけだろうか?

安倍政権への批判はするのに島内の企業の不祥事は取り上げない、その理由はなんだろう。

島民の身近な問題を無視していいのだろうか。

当然、自民党議員たちはこの問題は無視して、首をすくめて話題が通り過ぎるのをひたすら願っている。

大島出身の都議会議員三宅氏はどういう見解だろう。

もうすぐ都議選の公示があり、7月2日は投票日だ。

 

 

 

 

2017.5.23 ジェットフォイル25年ぶり建造

川崎重工業は東海汽船から、高速ジェット船(ジェットフォイル)1隻を受注する。受注額は50億円程度。6月にも正式契約する見通し。川重は1987年に米ボーイングから同船の販売・製造権を取得して以来、15隻の建造実績を持つ。今回、25年ぶりのジェットフォイル建造となり、神戸工場(神戸市中央区)で製造するもよう。2020年の引き渡しを計画する。詳細はこちら日刊工業新聞

2016.11.16 伊豆大島ゴジラ化計画

情報によると、大島町役場の観光商工課が起案し、火山博物館の駐車場にゴジラ像を建て、観光客誘致に貢献しようとという企画を作成。

その企画案を国に提出。

今年の3月、国の地方創生事業の審査に合格し、交付金8000万円が決まった。しかし、その後経費を計算したところ1億4500万円の不足が出た。そこで11月4日町は臨時議会を召集し、自民党と公明党の議員の賛成多数で可決。総額では国の交付金を含めて約2億3000万円の事業になることがわかった。つまり、町からの持ち出し予算は1億5000万円。建設は来年3月までには建てたいという。来年以降のゴジラ像の維持メンテナンス費は500万円くらいだという。この事業について、町は住民説明会を開くつもりはないという。反対したのは共産党の3名の議員だけ。

こういう町のニュースを聞いてどう思うでしょう。

町の財政が厳しいのに、今年度の予算になかったものを追加で計上するのなら、議会に諮る前に住民へ説明すべきではないだろうか。しかも金額は巨額だ。そのうえ、来年以降も予算に計上する内容だ。住民に説明する予定はない、というのはどういう根拠からだろうか。

今流行の言葉で言えば、町の姿勢はとても住民ファーストとは言えない。

町長や議員は誰に選ばれて生活し、仕事をしているのだろう。

黙認してゆくのが島の常識、慣習なのだろうか。

町役場の職員はどう思っているのだろう。

1億5000万円あったら、やってもらいたいことはほかにあるだろうと思う。

 

 

2016.9.22 福島の嘘

2016.9.7 地方の議員

データを拾ってみた。

よく国会議員の給与を削減、身を削る覚悟などというが、地方の議員については話題にならないので、調べてみた。

表の見方は単純に一番下の合計と右端を見ればいいと思う。

カッコが一人当たりで、日本の地方議員には年間4090億円かかっていて、一人当たり680万円もらっているということになる。

その地方議員の総数は60168人。

 

↓はそれを諸外国と比較したもの。

日本は欧米のなんと10倍。

アメリカ、ドイツ、イギリスでは町の議員報酬は50万円以下。

スイスは直接民主主義のせいか、無報酬だ。

知っておきたいこと。

地方議員は6万人いて、年間4000億円かかっているということ。

欧米に比べて10倍ももらっているということ。

 

 

 

町村議員は全体の半分いる。

町の議員であっても、仕事はその町の住民の生活向上に貢献することが一番だ。

そのために、町の条例を制定することが求められる。

しかし、調査によると一度もそういう条例を起案したことがない議会はなんと全国レベルで86%。

ほとんどの議会がなんの提案もしていないということ。

議会が開かれるのは年間100日程度。

実際はもっと少なく80日程度で、半日で終了ということもある。

市長や町長と議会は緊張関係にあるべきだが、実態は多数派の自民党と自民党推薦の首長だから、関係はなあなあ。

議題はすべてノーチェックで素通り。

 

しかも、議員でありながら、一度も議会で質問したことがないという議員は50%。

日本の地方議員、地方議会はどうなっているんだろう、と思わざるを得ない。

彼らは議員としての仕事をしているんだろうか。

既得権益の典型だ。

町の議員はやめられない。

欧米では、一般の住民が議会で意見を述べる制度さえあるという。

 

国会議員にかかる経費は約700億円だから、地方議員の経費は約6倍。

 

4000億円を仮に半分にすれば、保育所なんかいくらでも作れるだろう。

町の中の公園を壊さないで、駅前の便利な一等地を街で区で買ってしまい、保育所を作ればいい。

便利だから、入所希望は多いだろうし、働く保母さんも集まりやすい。

少子化で入所者がいなくなっても、所有土地だから転用は自由がきく。

待機児童もそうだが、待機老人は52万人いるのだ。

今後われわれは、町の選挙があったら、今まで以上に厳しい目で臨むべきだろう。

 

 

 

 

 

ちなみにわが町伊豆大島では、自主財源が約25億円で、町長以下町の職員、議員への支払いは13億円。(総予算額は100億円ちょっと)

つまり町の財源の半分は彼らに支払っている。

人口比でみると、議員+職員の数は島全体での割合は3%。

予算比でみると、自主財源(島の実力)は25億円。

上記のとおり、議員+職員への支払いは13億円だから予算比では52%になる。

たった3%の人が52%の予算を使っていることになる。

一般会計全体からみても13%とになっている。(町役場のHPから転載)

 

これを果たしてどうみるか。

 

島でも年収200万円以下の低所得者の割合は高い。

生活保護を受けたり、頼りは年金だけの生活だったり、体調が悪くても医療費が払えないから我慢するとか、悲惨な暮らしをしている人も少なくない。

ほそぼそと暮らしている人が多いのが現状だ。

この一点だけでも、町役場と議員さんにはなんとかしてほしい。

 

給与は、東京都職員との均衡などを考慮して決めているが、問題だらけだ。

公務員給与は、人事院勧告などで、各地元の民間レベルを考慮して、となっている。

つまり、地元の人たちとの給与格差が大きくならないようにということだ。

当たり前の話で、その原資は住民からの税収だからだ。

会社でいえば株主だからだ。

民間では、景気に左右され、給与カット、ボーナスカットが普通に行われる。

しかし、公務員給与はなぜかそういうことがなされない。

なぜか保護されている。

理由は簡単、決定するのが公務員だからだ。

 

島の人口比3%の人たちが、こういう現状だ。

恐らく、改善する気など毛頭ないだろう。

百歩譲って、議員さんと職員は、それに見合う仕事をしているだろうか。

私にはとてもそうは思えない。

 

 

【自主財源とは?】

地方公共団体の財源のうち,中央政府に依存しないで独自に調達できるもの。

地方税のほか,手数料・使用料・寄付金など。

『三省堂 大辞林』  

 

 

 

2016.8.24 調査報道の大切さ

 

「調査報道がジャーナリズムを変える」

田島泰彦 山本博 原寿雄/著 花伝社 発行2011.6.3

 

 

★発表報道とは

われわれはTVや新聞などでニュースを知る。そのニュースは事件や事故の場合、警察などが発表した内容をそのまま報道する。大きな事件や事故だと、第二報、第三報と続く。

ここまでを発表報道という。

私たちは、これを取材だと思うが、記者の中では違う。発表会見の場にいて、それを記事にしただけだからだ。

★調査報道とは、

事件や事故、時には政治家の疑惑など、誰もが疑問に思うこと、世論の代表的な声などを拾い上げ、独自の取材でニュースに切り込む。そして、発表されていないことを調査・取材し真相を究明すること。

 

 

 

この本に掲載された一部を紹介します。

新聞報道の実態を知っていただきたいと思います。

また、現代の「テレビ・新聞の報道」についてどういう姿勢が大切か考えるヒントになればと思います。

 

 

桶川ストーカー殺人事件

1999年10月 埼玉県のJR桶川駅前で女子大生が刺殺された事件。

21歳の美人女子大生、マスコミは飛びつき、上尾署に詰め掛けた

会見は、一通りの説明が終わると、なぜか話は女子大生の服装や所持品に及んだという。

黒いミニスカート、厚底のブーツ、プラダのリュック、グッチの時計・・・・。

日ごろ、内容を隠したがる警察にしては妙に細かい情報だった。

さらに、夜回りをかけた記者たちに警察幹部は

「あれは風俗嬢のB級事件だからね」

「プレゼントをねだった女子大生トラブルだ」

と伝えたという。

マスコミは見事にこれに乗っかった。

記事の見出しはこうだ。

<刺殺された風俗嬢女子大生> <ブランド依存症>

 

取材を進めていく中で二人の友人が証言してくれた。

 

「報道は全部うそです、彼女は一時交際していた男からストーカー行為や嫌がらせを受けていたこと

、追い詰められた彼女は、命の危険まで感じていて、<私が死んだら犯人はこの男><全部メモしておいて>と、まるで遺言のように伝えていたのである。

 

取材を進めると風俗嬢などではなく、どこにでもいる普通の女子大生であった。

詩織さんを脅かし続けていたストーカーは、複数の手下まで使い、グループで嫌がらせを行っていた。

誹謗中傷を書いた1000通を超える大量の手紙を、父親の会社に送りつけていた。

自宅の周辺や学校には、詩織さんの写真を印刷した大量のビラを配っていた。

別れたいというと、ストーカー本人を含む男三人に家まで押しかけられ、「おまえは来年は迎えられない」と脅されていた。

 

命の危険を感じた詩織さんは、上尾署に駆け込み相談をすると、「男女の問題だから」とつれなかった。

中傷のビラを見せると「ほう、いい紙使ってるねえ」といわれた。

それでも何度も何度も上尾署に行き、ついに名誉毀損の告訴状を提出した。

上尾署はそれを受理したものの、ほとんどなんの捜査もしなかった。

そして、詩織さんは殺害されたのだった。

 

 

 

「告訴状」というのは「被害届」と違って、受理した以上は捜査しなければならない。

報告義務も厳しい。それなのに、捜査せず放置した挙句起こった事件。

上尾署にとってこの事実は隠しておきたい爆弾だった。

会見では「被害届」を被害者から受理しておりますと発表した。

「告訴状」を受理していたとは発表していない。

 

事件後、上尾署は手のひらを返すように詩織さんの家に刑事を常駐させた。

警備と心のケアのため、という説明だったが、これで遺族とマスコミは分断された。

遺族とすれば、警察は信頼できないし、娘の名誉をズタズタにされたマスコミはなおさら信頼できない。

(真実を述べる場がなくなっていた)

 

 

記者はここまでの記事を雑誌FOCUSに連載していた。

ストーカーグループに焦点を当てた記事はFOCUSだけだった。

上尾署はこの記事については完全に無視し続けた。

 

 

 

 

犯人が逮捕されれば、詩織さんの告訴状を放置していた事実が問題になる事件。

警察が積極的に捜査するかどうか、疑問を持った記者は独自に犯人探しを始めた。

詩織さんの遺言メモを頼りに捜査していった結果、男が池袋の風俗店の経営者だったことを突き止める。

そして実行犯は男の部下Kであることもわかる。

Kの居所を探し続け、カメラマンと張り込み、ついに撮影に成功する。

 

即、記事にしたいところだが、それでは主犯をはじめ他のメンバーが逃げてしまう。

一週間迷った挙句、上尾署に面会を求める。

しかし、記者クラブに所属していないという理由で、記者との面談は拒否されてしまう。

仕方ないので友人を介して情報を伝えてもらう。

しかし、上尾署は犯人をなかなか逮捕しなかった。

(告訴状を受理していたことがばれてしまうからだ。そんなことが許されるだろうか。人が一人殺されているというのに。)

 

 

我慢の限界を超えた記者は、ついにストーカーたちの写真の掲載を決意する。

最後の”‘誠意”として、締め切り前日に上尾署に乗り込んだ。

だがこの日も取材拒否。

記者は署の受付から叫んだ、

「来週発売のFOCUSで容疑者について重大な記事を掲載します、内容はすでに捜査本部がご存知のはずです・・・・・。」

 

犯人逮捕はそれから数日後、FOCUS発売直前の出来事だった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

記者の追求はこれでは終わらない。

 

詩織さんの遺言メモにこんな記述があった。

上尾署の刑事が家に来て

「告訴状を取り下げてくれないか」と言ったという。

詩織さんは絶望したという。やっとの思いで提出した告訴状なのに、これで助けてもらえると思ったのに・・・・・

 

記者クラブの記者ではないため友人を通じて確認してもらった。

上尾署は「そんな刑事はいない、それはストーカーの仕業、ニセ刑事じゃないの」

それを聞いた記者は最初はまあそうかもしれないと信じた。

しかし「そんなことまでストーカーがするだろうか」という疑問を持つ。

 

記者は遺族に取材を申し込んだ。

遺族の感情はマスコミに対して不信しかないのを承知で。

しかし、意外なことに遺族は取材に応じてくれた。

詩織さんの友人二人がこの記者だけは違うと進言してくれていたからだった。

記者の書いた記事を読んでいて信頼してくれていたということになる。

記者は両親が取材に応じてくれる唯一の記者になった。

そして告訴状を取り下げてくれるように訪ねて来たニセ刑事は本物の刑事だった。

しかも、詩織さんの告訴状の調書を書いたその本人だった。

 

記者は記事にした。

事件から五ヵ月後、詩織さんの父親がはじめて記者会見をした。

「告訴状を取り下げてもらえないか、と言われた。娘が殺されるまでの上尾署の対応にはまったく納得していない・・・・」

そうはっきり伝えたのだ。

 

遺族の取材ができないから・・・・

今までそんな立場をとってきた記者たち、これで遺族によれば・・・という大きな記事が紙面を飾るだろうと思った。

しかし、実際は埼玉県版か、小さなベタ記事、ローカルニュースにしかならなかったのである。

 

------------------------------------------------------------------------

理由はもうお分かりの通りである。

持ちつ持たれつ、の関係だからである。

記者クラブは大手の新聞社しか入れない。

警察はそれ以外の取材には応じない。

警察に都合に悪い記事は書けないのは自明だ。

孤立した状態のこの記者はそれでも書き続けた。

 

 

 

 

-----------------------------------------------------------------

記事を援護してくれたのは、記者クラブと直接縁のない民放の番組だった。

テレビ朝日の「ザ・スクープ」の当時キャスターだった鳥越俊太郎、TBSのレポーターたちだった。

怠慢捜査の問題点をつぎつぎとオンエアしてくれた。

そしてそれを観た民主党の女性議員が国会で取り上げてくれた。

「これは事実なのでしょうか?」と刑事局長に詰め寄った。

 

この日を境に事態は大きく動き出した。

刑事が告訴状を被害届に書き換えていたことがわかった。

告訴取り下げどころか、勝手に二本線を引いて届けに改ざんしていたのである。

当然これは、刑事事件となり、三人の警察官が起訴され、県警本部長など二人が処分された。

記者会見で県警本部長や刑事部長がそろって頭を下げたとたん、記者クラブの記者たちは手のひらを返したように、一面トップの記事を書き続け、警察叩きが始まった。

 

 

 

これは、雑誌記者が殺人犯を捕まえたなどという記事ではない。

権力(この場合は警察)がいかに自分たちの都合の悪いことは隠そうとするか、それが殺人事件であっても、体面を守るためには市民を犠牲にしてでも行うという事実があるということを公開することで世論に訴えている。

警察は正しく仕事をしている、それは事実だろう。

しかし、一方でこういう事実もあるということ。

マスコミは正しい報道をしている。

しかし、一方でこういう事実もあるということ。

 

この記者の素朴な疑問と孤立してもめげずに、正しい報道を目指した姿勢がなければ、この殺人事件はいったいどうなっていただろう。

報道に携わる人間として、その使命を果たすことがどれほど大切か、その勇気と行動力に敬意を払いたい。

 

新聞やテレビの間違った報道、警察からの脅し、職場や学校での冷たい視線、誹謗中傷、嫌がらせ、うわさの流布、誰が守ってくれるだろか。

明日、自分に、家族に、親戚に、友人や知人に起こらないと言えるだろうか。

 

「正義感なんて青臭いし、面倒なことは避けなきゃ、会社にばれたら、ラクかラクじゃないか、雰囲気を読むのか、目をつけられるから、穏便にするのか、自分じゃない誰かにと思うか、孤立するのはいやだし、家族はどうなるのか・・・・」

われわれ大人たちは、思いとどまるように誘導されている気がしてならない。

大儀(理由)は簡単だ。

「愛する人のため、家族のため、自分の人生のためだ、止めておこう」

誰もそれを非難できない、権力者の望む市民だ。

 

 

 

相談できる友人はいるか

シンプルなこのコトバがキーワードのような気がする。

 

 

 

 

 

2016.8.24 宇宙ゴミ

宇宙ゴミは、時速約28、800kmという速さで地球の周りを高速移動しているそうです。
地球の重力もこのスピードには勝てないので落ちてこない。
直径が10cmほどあれば宇宙船は完全に破壊されてしまうそうです。

現在その数は、1ミリ以下の微細な宇宙ごみを含めると、数百万、数千万個ともいわれているそうです。

アメリカ軍が監視している衛星は13,400個。
そのうち稼動している衛星はたったの7%程度だそうです。
日本では2箇所で常時監視しているそうです。

NASAを中心に世界中で様々な宇宙ごみ対策が行われているそうですが、宇宙ごみを一掃することは難しそうです。

現在、Google社はGoogleアースのために20基の衛星を飛ばしていて、将来はインターネット用に4,000基の打ち上げを計画しています。
つまり、現在の海底ケーブルを止めちゃうということなんでしょうね。

現在、宇宙ごみについての明確なルール作りが急がれています。
宇宙でも、大変なことになっています。

 

 

 

 

 

2016.8.23 財源は1%の富裕層からというトランプ候補

民間人であるトランプ氏が共和党の指名を確定させた。

物議をかもしだす彼の発言に、眉をしかめる人が多いのになぜ?

日本では評論家たちは、ある意味で、''思い切りのよさ''ではないかという。

''自民党をぶっ潰す''という小泉さんのフレーズに近いといえばわかりやすいだろうか。

しかし、アメリカ国民はもうちょっと冷静にみているらしい。

彼の政策提案は

TPP反対、国民皆保険強化、公共事業で国内投資拡大、高齢者への年金保証などであり、これらの財源を1%の富裕層への課税で捻出するという。

その政策に信頼を寄せる理由は、トランプ氏は1%の富裕層から献金を受け取っていない、ことだ。

かれはほぼ自己資金だけで選挙戦を戦っている。

大統領が誰のために仕事をしていたのか、ようやく気付いた、ということなんだと思う。

 

 

 

 

ヒラリー氏はどうか。

彼女の選挙資金への献金は77%が1%の富裕層だ。

「政治と金の問題を解決する、今のTPPには反対」と言っている。

2016年2月、CNNは報じた。

2001年から2015年のあいだにクリントン夫妻は729回の講演を行い、153億円の講演料を受け取っていた。

夫婦で講演料だけで年10億円の稼ぎ。

しかし、ここまでは別に問題ではない、問題はその内訳だった。

主要銀行8行から1億8000万円、ウオール街で行った講演料の総額は7億7000万円だった。

「金権政治にメスをいれる」と言っていたのに、ヒラリー氏の支持者はショックを受ける。

そこで、講演でどんな話をしたんだ、ということになった。

ヒラリー氏は逃げ回った。

 

しかし、CNNのニュースから17日後、ネット上にその内容が公開される。

「私が、ゴールドマンサックスの皆様に伝えたいことは、私は、あなたがたの味方である、ということです。選挙期間中の雑音は気にしないでください。私は御社からの支援を決して忘れません。そして、どんな時も、あなたがたの要望を他の何より最優先させていただきます」

 

ウオール街はTPPの超推進派だが、ヒラリー氏は今のTPPには反対だ、と言っている。

''今の''というところがミソ。中身が変わったので賛成すると、言えるようにしている。

支持者を獲得するためで、ウオール街は気にもしていない。

当選したら、彼らが重要ポストに座ってどうにでもできるからだ。

ヒラリーは黙って署名することが彼女の仕事だからだ。

 

アメリカの有権者の悩みは深い。

投票したい人がいない、日本とまったく同じ実態。

 

トランプ氏を応援するということではない。

 

日本のメデイアは、トランプ氏を傍若無人な人物で、こういう人が大統領になったら日米関係はどうなる!と評論家を使って伝えるが、

ウオール街を最優先します、

ヒラリー氏のこの重大な発言に対して、こんな人が大統領になったら日米関係はどうなる!とは伝えない。

メデイアの報道の仕方ひとつで、われわれの(特に高齢者)頭の中、印象は大きく左右される。

 

 

 

 

 

 

2016.8.23 政治は投資商品

ロビイーストとは

政治的圧力団体の代理人。

政党や議員や官僚、マスコミなどに働きかけを行い、その団体に有利な政治的決定を行わせる者。

日本でいえば、農業団体、医師会などから委託された人たちということになる。

コンサルテイング会社もそれにあたる。

アメリカの国会議員の半分は、議員を辞めた後、このロビイーストに転職するという。

議会の内情に詳しいし、省庁に顔が利くからだという。

言われみれば納得だ。

 

ワシントンには1万7800人のロビイストがいて、国会議員一人につき13人のロビーストが張り付き、自分の業界の利益になるよう働きかけているという。

その費用は、政治献金、議員や高官の天下り人件費、御用学者への謝礼と研究費などで年間2兆円だという。

 

 

シンクタンク

政治、経済、科学技術など、幅広い分野にわたる課題や事象を対象とした調査・研究を行う。

その研究結果を発表したり、解決策を提示したりする。頭脳集団とも呼ばれる。

欧米ではそのほとんどが、非営利団体という形態をとっている。

そりゃそうだろう、非営利じゃなければ信用されないから当たり前の話。

よく、政府系シンクタンクというけど、それはつまり政府から補助金(国民の税金)をもらって研究しているということ。

なので、その研究結果や政策提案は政府寄りのものになってしまうだろう。

 

民間シンクタンクの場合は、大企業傘下でやっているから、中身が不明だけど、野村総合研究所とか、大和総研と聞けばなんとなく研究分野がわかる。

 

アメリカ政府の政策は世界中に影響を与える。

そこで各国はアメリカのシンクタンクに巨額の寄付や献金を行い、自国に有利な政策を提案させる。

過去四年間で、64ヶ国の政府が、28のアメリカ国内のシンクタンクに92億円以上の研究資金を出している。

シンクタンク幹部の説明は、「だからといってその国に有利な政策提案をすることは決してない」とうそぶく。

 

アメリカの政治はグローバル企業にとって、実に効率のいい投資対象「商品」となってしまっている。

アメリカ国民(特に若い世代)はようやくそれに気付き始めている。

 

 

 

 

 

 

 

2016.8.22 算数ドリル

 

午後八時、名古屋市内にある家賃五万円のアパート。

亜矢さん(20)は二歳の一人息子を寝かしつけ、小学四年生向けの計算ドリルを棚から出す。

84÷7 96÷6 筆算が分からず、シャープペンを持つ手が止まる。

 

 

手の甲にある入れ墨を見るたびに、小中学生のころの自分を思い出す。

幼いころに離婚した母親は、四人の子供を一人で育てた。

亜矢さんが小学校四年のときに六つ上の姉に脳腫瘍が見つかり、母親が介護の仕事を減らして看病した。

 

収入を補うために生活保護を受けたが、ストレスだったのか、仕事が終わるとパチンコに行くようになった。

帰宅は深夜。「養ってあげてるんだから手伝いなさい」。

母親はそう言って、亜矢さんに夕飯を作らせた。

 

勉強する時間がなくなった亜矢さんは、学校の授業の分数と少数でつまずき、漢字も読めなくなった。テストの点数はゼロばかりだった。

中学校の入学式。

母親に「買ってきた」と渡された制服は、よく見ると姉のお下がりだった。

 

「こんな貧しい家にいたくない」。

一年生の冬から家出を繰り返し、警察に何度も保護された。

繁華街でチラシを配って日銭を稼ぐ日々。

入れ墨はその頃、恰好いいと思って入れた。

 

勉強なんてくだらない。高校なんて意味がない。

中学の卒業式には出席したが、進学せずに、アルバイトで働いていたスナックや工場をすぐに辞め、クラブで知り合った男と一緒に暮らし始めた。

でも、ひどい暴力受けるようになり、八か月で別れた。

 

妊娠がわかったのはその二ヶ月後、亜矢さんが17歳のとき。

おなかの中で動く子供がいとおしく、母親の反対を押し切って「育てる」と出産した。

ミルク代やおむつ代のためになるべく給料が高い働き口を捜したが、入れ墨が邪魔をして不採用が続いた。

消そうとしてカッターナイフでえぐると、血が止まらなくなった。

「仕事は選べない」。

出産の三ヶ月後、託児所付きのキャバクラで働き始めた。

 

とにかくお金。

その思いで頭がいっぱいだったが、一歳になって立てるようになった長男が、「ママ、ママ」としゃべり始めたときに、気がついた。

お金はもちろん必要だが、親として、子供に色んな事を教えてあげなければいけないのではないか。

最低限の知識がなければ日常生活にも困る。

スーパーでは「5%引き」と「一割引」のどちらが安いのか分からない。

児童扶養手当の申請で区役所に出した書類も「同居」「配偶者」などの意味が分からず、窓口の職員に聞いた。

 

 

 

 

百円ショップで買ってきたドリル。

難しくても諦めないのは、自分のためだけではない。

「教えて」って言われたら、教えてあげたい。

分かったら「良かったね」って一緒に喜びたい。

そんな母親になりたいから、亜矢さんは今夜もドリルを開く。 

 

 

 

 

 

 

 

2016.4.9 高速艇ジェットフォイルの危機

J-castニュース 2016.4.3より

 

国内の離島航路で活躍する「ジェットフォイル」と呼ばれる高速旅客船が、存亡の危機に直面している。1977年に初めて就航したジェットフォイルは現在、国内で海運会社6社が18隻を就航させ、年間240万人が利用しているが、製造から20年以上が経過して老朽化が進み、世代交代の時期が迫る。しかし、1隻約50億円かかるジェットフォイルは20年以上生産されておらず、「新船の建造自体が消滅の危機に直面している」というのだ。

全文を読む

 

 

 

2016.2.19 大島高校への進学率

 高 校        募 集   応 募   倍 率

         男子 女子 男子 女子  男子  女子

大島高校     40  40   14   28  0.35   0.70

農林課・家政科 35     8    3    0.31  

海洋国際          56         45        8         0.95

上の表は都立大島高校と海洋国際高校への入試応募状況です。

普通科男子は定員40名のところ、応募はたったの14名です。

男女合わせて80名のところ、応募は42名です。

農林科+家政科では、定員35名のところたったの11名の応募です。

合格規定は知りませんが、これを観る限り、全員合格ということなんでしょうか。

大島高校へ入学したいという男子生徒が少ないのは、どういう理由なんでしょうか。

都内の他の高校は定員割れはほとんどありません。

伊豆諸島+小笠原の高校だけがすべて定員割れです。

町の教育委員会&都の教育委員会は、どんな対策を考えているんでしょうね。

 

2016.2.19 学生の貧困

日本の学生もアメリカの学生たちに近づいていることがわかって暗澹とした気分になる。

 

ある男子学生の場合は母親が離婚し、派遣社員やパートの仕事で一家を支えてくれている。

大学進学なんて夢のまた夢。

でも将来を思うと、大学は行っておいたほうがいいと思う。

そうなると奨学金に頼らざるを得ない。

無事入学しても、仕送りがないからアルバイトをせざるを得ない。

最低賃金以下で働かされ、辞めるに辞められずブラック企業の貴重な戦力とされる。

 

大学を卒業しても就職難。

ローンの返済は卒業と同時に始まる。

三ヶ月滞納すると督促がはじまり、六ヶ月滞納するとブラックリストに載ってしまう。

一方で、そんな実態を知ったある女子大生は風俗のアルバイトを始める。

毎月親に20万円も仕送りし、卒業時にはローンゼロを目指している。

「親もうすうす勘付いているかもしれないけど・・・」

卒業したら風俗はきっぱりやめて、まともな就職をするという。

 

学生時代はお金がなくてさあ、よく聞く会話。

だけど、そこにはその貧しさも楽しい経験として残っていた気がする。

笑いながら振り返るようなことだった。

しかし、今の現状はどうも違うしおかしい。

日本育英会という学生を経済的に支援する団体があったが、2004年「日本学生支援機構」なるものに変わっている。

そこから”奨学金”は変貌した。

公的機関であるはずの日本学生支援機構は民間からの資金を導入し、奨学金制度を金融事業として展開した。

年利は上限3%、奨学金とは名ばかりで、利子で利益をあげる金融ビジネスとなった。

年利上限3%ともなれば、銀行の株式会社への融資と変わらない。

多くの大学生たちと連帯保証人となる親は、金融業者の顧客なのだ。

まだ何者でもない高校卒業したばかりの未成年に、多額の負債を負わせるという常識を逸脱した制度が、大学進学率の上昇の波に乗って全国に浸透していたのだ。

将来、なんの職業に就くかわからない高校卒業したばかりの未成年に有利子のお金を貸しつけるのは、どう考えても無謀だ。

返済の一時猶予や返済期間延長の仕組みこそあるが、実質上、救済制度はほとんどない。

そして、債権回収の専門会社からの取り立てが始まる。クレジットカードやサラ金と同じなのだ。

 

これはアメリカの場合とまったく同じだ。

 

 

 

 

キャンパスライフを謳歌している学生なんて、今はどれくらいいろんだろうかと思う。

それ以上に心配なのは、彼らがどんな人生観を持つかだろう。

「あそこの家は親がしっかりしていて、お金があるから」昔、そんな話を聞いた。

お金があることで、人格まで評価してしまうような風潮。

社会の基準が「お金」で決まってしまっている実情。

世界の金融市場規模は兆を超えて京の位に達している異常さ。

パソコン画面を睨み、ボタン一つで莫大な富を生み出す異常さ。

 

 

 

 

そして、弱者救済どころか、ますます弱者を切り捨てている政治の実情。

ちなみに日本の教育予算は先進国では最低。

教員の勤務時間は最長だ。

そうなると教員は、授業を工夫する余裕がなくなり、一方的な授業を何年も繰り返す。

自らが学ぶことを教わらず、受身の子供たちが生産されていく。

 

 

 

 

構築されてゆくのは、スピードに流され目先の利益を追い、他人に構わずうわべだけの社会とその国民。

生きてゆくのに、わが子さえも疎ましいと感じてしまう若者夫婦。

 

人間にとって地球は大事だけど、地球にとって人間ほど邪魔な存在はない、誰かが言っていた。

 

 

2016.2.12 安倍総理のすし友 

 IWJが取材を行った神戸学院大学法学部・上脇博之教授 は、甘利氏が「政治資金規正法違反」のみならず、 政治資金「あっせん利得罪」の可能性もある、と指摘し、「大臣辞任だけでなく、議員辞職まで必要だ」とコメントしています。

しかし、秘書が行方不明となっているにも関わらず、捜査当局が動く気配は全くありません。

当局は、証拠の隠滅や逃亡の可能性、あるいは自殺、他殺の可能性を考えて、秘書の保護のためにも迅速に動くべきではないでしょうか。

 

辞任会見から一夜明けた1月29日、『とくダネ!』 や、『ひるおぴ』などのワイドショーでは、田崎史郎・時事通信特別解説委員 が「本人が責任をもって辞められた」、「会見で説明をし切れている」などと、甘利氏を擁護するような発言をしています。

 これは、あからさまな情報操作ではないでしょうか。

甘利氏がたった一度会見しただけで、政治家としての説明責任を果たしたことになるのか、大いに疑問ですが、法的責任はまた別の問題です。

ことは刑事責任が問われる問題であり、犯罪の容疑がかかっている話です。

田崎史郎氏といえば、安倍首相と頻繁に会食をしている事実が報じられ、安倍氏の”寿司友”のひとりとして有名な人物です。

同時に、官邸の意向に沿った、安倍政権べったりのコメントをすることで知られる、悪評紛々の確信犯的御用コメンテーターでもあります。

 

 こういう権力べったりのコメントをテレビで開陳してお茶の間の世論操作を行うために、官邸は国民の血税でこういう御用言論人を接待しているのでしょうか!?

 

2016.2.9 大島臨時議会

先月、町の臨時議会が開かれた。

5年前、前町長時代から提案していたスポーツアイランド構想にういて、T議員から質問&提案があった。このHPを参考にしてくれたのかどうかは不明だけど、そんなことより、町長の回答も前向きなものだった。

昨年5月、新しく就任した副町長に直接会って、提案内容を読んでほしいという要望した。

しかしその後なんの反応もないままだった。

今回T議員が議会の中で質問してくれたおかげで、町の姿勢が少しわかり良かったと思う。

 

2016.1.25 年商231兆円 アカマイという企業

アカマイ 知られざるインターネットの巨人

 (角川EPUB選書) [Kindle版]

小川 晃通 (著) 900円

 

最近こんな本を読んだ。

一般ユーザーには直接には関係ない、アカマイという超巨大企業。

この会社の顧客は日本でいえば、NTTなどの大手通信企業。

 

インターネットの黎明期、どんな人たちが活躍していたか、どんなふうに発展してきたのか。

この会社が注目を浴びたのが、あのスター・ウオーズの予告配信。(ただし最近のではない)

予告動画を配信した多数のWEBサイトが、アクセス集中でダウンしたが、アカマイが請け負たサイトのみが、唯一ダウンしなかった。

それがきっかけでアカマイの名前が知れ渡った。

 

世界102カ国に展開する17万台のサーバ群によって構成される独自の分散型コンテンツ配信ネットワーク「Akamai Intelligent Platform」を通じて、オンライン上のコンテンツやアプリケーションの配信を高速に行うサービスを提供。

現在およそ5000社の顧客ベースを持つ。

ちなみに自社のサーバーの台数を公表するのは非常に珍しい。Googleなどは公表していない。(利益構造が見えてしまうから)

2014年売り上げ19億6400万ドル(約232兆円)日本国の予算の二倍以上。

 

われわれはプロバイダーと契約してネット利用しているが、そのプロバイダーが配信契約をしているのがこのアカマイという企業。

ネットの仕組みに興味ある人は読んでみる価値はありそう。

 

グローバル経済がもたらした、グローバル企業の代表格。

ただ、こういう一般の人が知らない超巨大企業は政治にどういう力を持っているのだろうか。気になるし恐ろしい。

 

 

 

 

 

2016.1.24 検察は甘利大臣を告発できるのか

総理に迷惑をかけて忸怩(じくじ)たる思い・・・・・。

迷惑をかけているのは国民にだろう。

 

さて、これだけ騒がれて、実名で告発されて、確たる証拠もそろっている中で、この大臣はどういう対応をするのか。

興味深いのは検察の出方だ。

証拠改ざんで検察の威信は落ちている状況下、秘書がやったことで秘書だけを捕まえて本人はお咎めなしにするか。

検察を抱える法務省がどうでるか。

それを安倍がどう圧力をかけるか。

圧力をかけて一旦不起訴にしても、検察審査会がある。

不起訴にしたら必ず審査請求するから、結局は裁判にならざるを得ない。

検察が威信をかけるなら、審査会に行く前に最初から告発することだけど、今の検察にはまだ正義があるか、勇気があるか。

 

検察が動いて強制捜査となったときの、マスコミの報道の仕方にも注視してみたい。

お上(検察)が動いてはじめて突っ込んだ報道をするという実態を検証してみたい。

 

これだけ明確な証拠があるのだから、週刊文春の記事をもとに、さらに突っ込んだ取材&調査報道をすべきだと思うからだ。

 

なぜなら公職にある議員であり、しかも政権の重要ポストを担っている大臣の犯罪の可能性があるからだ。

民間人の犯罪とは比較できないほど、その職務が日本の社会に及ぼす影響が重要だからだ。

政治家はみんなそのくらいのことはやっている、で諦めたりしない習慣をそろそろ身に着けるべきだろう。

今の日本の状況をみればそれは明らかだ。

 

 

 

 

原発

㈱貧困大国アメリカ 堤 未果/著から引用

-------------------------------------------------------------------------------

2011年

東京都の石原都知事が今後10年間で50万トンの瓦礫受け入れ表明。

都には抗議の電話が殺到した。

反対派の言い分は、日本国内にある焼却炉のほとんどには、放射能大気拡散を防ぐフイルターがついていないからだ。

しかし、石原都知事は反対派を一喝、2011年11月3日、最初の瓦礫30万トンが到着した。

その現場で、東京都はなぜか取材陣に対し独自のガイガーカウンターでの測定を禁止した。

都環境局はこの処理をする業者を10月に公募した。

募集内容には高度な焼却処理施設を持つ会社であることが条件づけられていた。

応募要領には「バグフイルター及び温式排煙脱硫装置を備え、1日100トン以上の処理能力を持つ都内の産業廃棄物処理施設で焼却すること」となっている。

だが、都内に1日100トン以上の処理能力のある施設は1社しかない。

江東区の「東京臨海リサイクルパワー㈱」だけだ。

都は年70億円を計上、受け入れ予算は3年間で280億円でこれは国一般会計補正予算から出ている。

この「東京臨海リサイイクルパワー」という会社、95.5%東京電力が出資している子会社だ。

東京電力は、瓦礫処理にかかる費用は一切負担しなくていいどころか、利益を得て、さらには瓦礫焼却による発電からも利益を得られることになる。

東電に天下りした官僚の半数が東京都の幹部が占めている。(二位は経済産業省)東京都はまた東京電力の大株主でもある。

除染モデル事業を受注したのは、大林、大成、鹿島の3社。

実際の作業も地元ではなく系列の下請け会社に依頼された。

期待していた地元業者はそのやり方に不満を漏らす。

この3社は同時に、国内の原発建設実績トップ3だ。

東京オリンピックの影響で建築資材は値上がり、おまけに人手不足。

東北の復興は遅々として進まない。

--------------------------引用おわり---------------------------------------

原発を作る時も、事故を起こしても、同じ連中に金が入る。

記者会見ではそろって頭をさげ、その裏ではこんなことをやっている。

住民に伝えるべき情報も積極的伝えようとしない。

これだけの事故なのに誰も責任を取らない。

海外では世界最大の原子力事故と伝えているが、日本の場合はなぜかそういう表現はしない。

電気がなければ立ちゆかない現代。

ひとたび事故が起これば国は、「ただちに人体に影響はない」を繰り返す。

それは、アメリカの原発事故のときの政府の対応と、一緒だった。

テニス界も大揺れだけど期待の新星現る

 

 

WOWOWは連日朝から晩まで全豪オープン。

おかげでワイドショウを観なくて済むので助かる。

錦織もがんばっているが、今年の注目は女子の大阪なおみ選手(18歳)世界ランク144位。

母が日本人で父はハイチ出身のアメリカ人。

なんと、身長180センチの長身から、193キロのサーブを打つ強打の持ち主。

身長では錦織より高いし、サーブスピードは男子顔負け。

まあ、体格は両親のおかげだけど、16歳のときに元全米王者を破ったということで一躍注目された。

 

もう一つはテニス会の八百長事件。

世界一位のジョコビッチが「以前誘われたことがある」と会見で暴露したから大騒ぎ。

今行われている全豪オープンにも、8名の選手が出場しているというから大変だ。

 

報道ではロシアやイタリア北部に本拠を置く組織がかかわっているらしい。

現場でパソコンを叩きながら観戦しているやつは怪しいと見られるらしい。

昨年の楽天オープンのときは、「逃げ足の速いやつが有明コロシアムから逃げて行った」

と報告されている。

こういうスポーツ賭博の裏市場は40兆円市場とも言われていて、その蝕手の範囲は計り知れない。

 

WOWOWはそのことをきちんと番組の中で視聴者に伝えたので好感が持てた。

サッカー界も会長の不正をはじめ大揺れなのに、放送ではまったく伝えない。

WOWOWの姿勢が当たり前なのか、サッカーを放送するTV局の姿勢が当たり前なのか答えは明らかだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

安倍政権のバックにいる日本会議

Wikiによると日本会議は

公式ホームページでは「美しい日本の再建と誇りある国づくりのために、政策提言と国民運動を行っている民間団体」と自称している。

1997年5月30日に「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」とが統合して組織された。「守る会」は、神道・仏教系の宗教団体によって1974年4月に結成、政治課題に対して様々な政治運動を行っていた。一方、「国民会議」は、元号法制化を目的に、やはり最高裁判所長官を務めた石田和外らの呼びかけによって財界人・学者中心で1978年7月に結成された「元号法制化実現国民会議」をもとに、これを改組してつくられ、やはり政治運動を行っていた。

詳細はこちらwiki

 

基本姿勢は

「美しい伝統ある日本文化の継承」

「誇りを取り戻し国と郷土を愛する国民を育てる」

「戦後レジュームからの脱却」

「教育の再生」

しかしそれは

「神国日本の復権」

「アジア解放のための聖戦を闘った日本の復権」

「西欧型民主主義の否定」や「憲法の平和主義への憎悪」

「教育勅語や修身教育の復活」

と言い換えることができる。

 

メンバーがすごい。

これを見れば靖国参拝などは当然の行動に映る。

 

安倍政権の閣僚19名中14名が、民主党の前原誠司をはじめ、与野党を問わず国会議員289名が会員になっている。

更に地方議会では、日本会議地方議員連盟に参加する議員が1691名に及んでいる。

 

こんな任意団体は聞いたことがない。

既存の政党以上のなにかが、各方面へ影響力を発揮していることは明らか。

 

まだ国民の多くは知らないと思う。

安倍総理の思惑は、確実に、そして着々と「総仕上げ」に入っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父の気遣い

我が家は水道料金は集金制にしている。

理由は集金人の仕事を残すという生前の親父の考えからだ。

実際に最近までおばさんが集金に来ると、ちょっとした世間話なんかをしていた。

そのおばさんも年には勝てず何ヶ月か前に辞めてしまい、後任には私とあまり年も変わらない男性が来るようになった。

 

 

集金にきたおじさんに料金を払いながらふと気づいた。

金額が多いのである。

いつもの倍近い。

おかしいなと思ってそのことを言うと

「そういえば そうですね・・・・・」

明細をみると自宅の水道料より畑のほうが多い、

 

それも倍である。

「あれ、これどうしたんだろう?」

「ひょっとしたら水漏れかもしれませんね」

「ああ そうか 自宅のより畑のほうが多いなんて変だよね」

「一度役場に連絡してみたらいいですよ」

おじさんは役場の水道課の担当者の名前まで教えてくれた。

「Kという人が同じ岡田の人でいますから・・・」

こういう場合、確かに同じ町にすんでいる人のほうが話が早いのである。

 


早速 役場へ電話すると、なんと本人が出た。
もちろん会ったことはないが、こちらの名前を名乗るとわかったような返事。
「もし今からでもよければ現場に行きましょうか?」
ということで分かりやすいところで待ち合わせをして畑の水道メーターをみてもらった。
「あっやっぱり漏れていますね」
「やっぱりそうか、じゃ悪いけど使うときだけ栓を開けるようにしておこうか?」
「そうですね、漏れ方も小さいので工事することもないでしょうから」
とにかくこれで一段落。
電話したその日にすぐやってくれたのでこちらは大助かり。

聞くとK君は私の後輩の息子さん。
集金のおじさんが名前を出した理由がわかった。
真面目な好青年だった。
「またなにかあったら連絡してください」
K君はそう言って役場の軽自動車で帰って行った。
電話してからチェックが終わるまでわずか30分。

親父の方針のおかげで金額がおかしいとわかったわけだ。
これが自動引き落としだったらしばらく気がつかなかった。
もうひとつ集金にしているのは理由あった。
安否確認である。
今は私が安否確認の対象者となってしまった・・・・・・・。

 

 

 

 

「真実 新聞が警察に跪いた日」

「真実 新聞が警察に跪いた日」 高田 昌幸・著

 

2003年北海道新聞が北海道警察の裏金の実態を暴き、世間が注目。

著者はこの取材によって、新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議大賞、菊池寛賞を受賞。一躍取材報道のエースとなった。

しかし、会社の幹部たちは北海道警察と裏で取引を行っていた。

記事に間違いはないのに、訂正を求められ名誉毀損で訴えられた。

最高裁まで行ったが敗れる。

その訴えの本当の意図は別にある。

鉄の結束を誇る警察組織の恐ろしさ。

 

新聞記者の実態と、警察との関係がよくわかる。

事件事故が起きれば記者は警察に取材にいく、つまり警察と「いい関係」にいなければ取材ができない。

したがって、警察内部のことを暴くような新聞社は当然制裁を受ける。

それを覚悟で裏金の事実を記事にした。

そして当初は「そんな事実はない」と突っぱねていた北海道警察のトップにそれを

認めさせた。

 

全国で29万人を擁する警察組織、国家公務員上級試験を突破したキャリア警察官は500人ほどしかいない。

北海道警察には道警本部長数人だけ、地域にずっと住み続ける地元採用の警察官と違い、キャリア警察官は駆け足で北海度を去り、出世街道をひた走ってゆく。

警察組織の上下関係、階級意識は絶対だ。

 

 

驚愕の事実もある。

 

覚せい剤130キロ、大麻2トンが石狩湾新港に陸揚げされ国内に流入したという事件。

北海道新聞が報じたその事件は「道警の泳がせ捜査失敗」というものだった。

しかしそれはそんな生易しいものではなかった。

暴力団関係者が道警の稲葉警察官(暴力団捜査のエースといわれていた)に持ちかけた。

「薬物の密輸を何度か見逃してほしい、その代わり、何度目かに大量の拳銃を入れるから、道警はそこを摘発すればいい」

というものだった。

上司に報告すると「ああ、わかった」と了解があり、計画は動き始めた。

2000年4月と7月に計画通り覚せい剤と大麻が密輸された。(香港から釜山経由)

しかし三回目に来るはずだった拳銃100丁はいつまでたっても香港から届かない。

大量の薬物を手に入れた暴力団関係者は、わざわざ危険を冒さなかった。

道警と税関はまんまと騙された。

当然、稲葉氏は捜査からはずされ、二年後、覚せい剤の使用で逮捕、起訴され有罪になった。

カネや取引を通じて暴力団との関係をますます深めた中での転落だった。

道警はさまざまなやらせ捜査の発覚を恐れ、稲葉氏を徹底的に切り捨てた。

どれほどの悪徳警官だっかをマスコミに喧伝した。

稲葉氏はいくつものやらせ捜査に手を染めたことを法廷で明らかにしている。

しかし、それが大きく報道されることはなかった。

刑期を終えて出所した稲葉氏は自分の体験を綴った「恥さらし」という本を出版した。

道警はこの本を完全に無視している。

 

新聞記事には「発表報道」と「取材報道」があり、今の新聞は発表されたものをそのまま掲載している記事が多すぎると著者は言う。

われわれは、新聞記事はすべて取材記事だと思っている。

しかし、そこで仕事をしている人たちにとって、発表したものをそのまま書くだけでは`取材`とは言えないのだ。

 

 

秘密保護法案もますます取材のしにくい状況を作り出している。

著者の危惧は、われわれとは比べものにならないほど説得力がある。

情報を扱う者として、国家権力と戦った者として、確実に日本の社会の闇は深くなっていくと警鐘を鳴らす。

 

 

報道されない重要なニュースは誰かの意図で闇に葬られる。

 

 

司法の独立などを信じてはいけないと改めて思う。

最高裁長官は時の政権・総理大臣が決めていることを忘れてはいけない。

判事や裁判官などはその配下にいる。

 

★蛇足

沖縄の普天間基地の跡地にデイズニーランドをという話があり、信じられないことに官房長官が「全力で協力する」と言っている。

辺野古訴訟のこの時期にというのももちろんだが、特定の企業を政府が応援するなどということがあっていいのだろうか。

ユニバーサルジャパンなどほかの企業はどう思うだろう。

日本にデイズニーランドが二つも必要とはとても思えない。

それでも若い人たちを中心に大喜びする人間もいる。

楽しいことならなんでもいいという日本人が生産されている。

 

 

 

 

橋の上の殺意  2015.12.26

 

2006年春、秋田県北部の山間の町で起きたあまりに有名な事件。

自分の娘と近所の男の子が立て続けに遺体となって発見された。

当時の母親の言動が連日マスコミの格好の餌食となり、世間はおおいに眉をひそめて報道を聞いていた。

聞きたくもない事件、だった。

筆者はこの事件を克明に追った。

当然、公判も傍聴した。

その丹念な取材姿勢には驚かされる。

 

改めて思ったのは、取調べの非道さ、執拗さ、非合法さ。

冤罪事件などのとき、取調べの様子をニュースなどで聞いていたが、これほどとは。

裁判というものの恐ろしさも感じる。

 

 

結論から言うと、一審で無期懲役、両者が控訴して二審でも無期懲役。

最高裁まで争うかに見えたが、両者ともそこで上告を断念したので、無期懲役刑が確定した。

被告は男の子を殺害したことは認めているが、娘の殺害については記憶がないということだった。

娘の遺体は橋から落下して流されたにもかかわらず、ほとんど外傷がなく、靴も両足とも履いた状態で発見されている。

地元警察も最初は事故死として処理していた。

検察側の主張も、ひとつの証拠もないため、被告の供述だけを頼りに追求せざるを得なかった。

そのため執拗な取調べ、脅しなどが連日連夜続けられた。

被告は男の子の殺害は認めているので、死刑を望んでいた。

一審の無期懲役では不服として自ら控訴している。

最高裁まで行かなかったのは、新たな証拠などが見つからなかったということもあるが、生涯を償いとして送るという境地に至ったためらしい。

とにかくこのときの世論は、「絶対許されない、死刑が当たり前」だった。

このときのマスコミの取材の仕方が、相当ひどかったこともわかった。

検察側もその世論の後押しを受けて、極悪非道な女として追求の手を緩めることはなかった。

被告の精神鑑定というのも、いろいろあることがわかった。

検事が指定した精神科医の鑑定、裁判所が指定した精神科医の鑑定とこの事件でも提出されている。

そして、精神鑑定というのは、どっちの側の医者であろうと、その診断は違うというものだということをはじめて知った。

 

判決を下した秋田地裁には「どうして無期懲役なんだ、どうして死刑にしないんだ」という抗議の電話が相当数入ったそうだ。

遺族の感情を思えば当然と思える。

しかし、筆者はこういう。

 -------------------------------------------------------------------------------------------

殺人事件の裁判が、死刑執行で終わらなければ納得せず、死刑執行こそが正義の実行と考えている人は多い。

しかし裁判官が、死刑の選択をするほかないというには、なお躊躇を覚えざるを得ず、と判断して、死刑判決に踏み切らなかったにもかかわらず、死刑にしろと主張するのは、横暴のそしりを免れない。

なぜなら、そういう人たちには判決を批判する論理を持たないからである。

死刑制度がないと犯罪を防げない、という「抑止論」であり、人を殺害したものは、死んで償えという「応報論」である。

この裁判での検事のように、こうした凶行を犯した被告人の存在は、まさに社会に対する脅威としかいえないとする、「抹殺論」である。

 

 

すべてのEU加盟国は死刑制度を廃止している。ロシアや韓国では10年以上にわたって執行を停止している。

過去10年で死刑を執行した国は日本も含めて、42カ国。

絶対廃止国は97カ国。

死刑制度がありながら、10年以上執行していない国は48カ国。

 

死刑廃止が世界的な世論となっているのは、死刑はもっとも基本的な人権としての、生命に対する権利の侵害であり、残酷、かつ非人道的な刑罰である、とする良識が暴力の連鎖としての死刑制度を無効化したからである。

 ---------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

この事件のもうひとつの側面は、「あの事件は明日、自分にも起きる」、という声があったことだ。

被告は幼いころから父親の暴力におびえ、学校ではいじめにあい、精神を患い、事件を起こす前には精神科の病院に自ら出向き入院もしていた。そして離婚もして、シングルマザーとなり、生活保護も受けていた。

この事件に接し、全国でひそかに、あれは明日の自分かもしれない、と思った女性の存在。

中には出家した女性もいるという。

 

自分の息子や娘が殺されたら果たして自分はどういう気持ちになるだろうか。

感情をコントロールできるだろうか。

まったく自信がない。

 

 

先日のパリテロ事件での被害者の夫のコメントを思い出した。

 

 

今朝、ついに妻と再会した。

何日も待ち続けた末に。

彼女は金曜の夜に出かけた時のまま、そして私が恋に落ちた12年以上前と同じように美しかった。

もちろん悲しみに打ちのめされている。

君たちの小さな勝利を認めよう。でもそれはごくわずかな時間だけだ。

妻はいつも私たちとともにあり、再び巡り合うだろう。

君たちが決してたどり着けない自由な魂たちの天国で。

 

 私と息子は2人になった。

でも世界中の軍隊よりも強い。

そして君たちのために割く時間はこれ以上ない。

昼寝から目覚めたメルビルのところに行かなければいけない。

彼は生後17カ月で、いつものようにおやつを食べ、私たちはいつものように遊ぶ。

そして幼い彼の人生が幸せで自由であり続けることが君たちを辱めるだろう。

彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから。

 

 

 

十三億分の一の男 2015.12.15 

峯村健司/著 小学館 2015年 980円(中古)

作者は朝日新聞の現職特派員。

中国の権力闘争の裏側を記者の目で検証。

毛沢東 鄧小平 江沢民 胡錦涛の後に国家主席に就任した習近平の実態。

中国の支配層の多くが、子女をアメリカのハーバード大学に留学させている。

習近平の娘も同様だ。(但し、本名ではなく偽名で留学していた)

支配層は、一方では、愛人をアメリカに住まわせ資産を管理させているなど、今まで耳にしていた内容が出てくる。

利権や賄賂などで蓄財した、何千億円という桁違いの数字。日本とは賄賂の金額が違う。

中国の支配層がアメリカに移した資産は、日本の国家予算並みという指摘もある。

引退した長老たちの圧力や、ライバルとの争いなどが具体的に語られる。

 

国の指導者が、資産を海外へ移すということ自体、異常だ。

いざとなったときの亡命資金とも受け止められる。

そしてそれをアメリカは把握しているという事実。

 

13億人という人口を抱えての共産党一党支配。

激しいライバルとの権力争い、軍部の圧力、格差が広がる一方の社会。

民主化を叫ぶ一般大衆。

 

子供をアメリカに留学させたり、愛人に資産管理させたり、その資産をアメリカに掴まれたりしている現実はどうなんだろうか。

まるで人質を預けて中国という国を動かしているように見える。

 

国を治めるという歴史では、まだまだ後進国なんだということがよくわかる。

人心掌握を近隣諸国との摩擦でごまかし、国民の不満をそらしているように見える。

中国の脅威は、一握りの支配層の国民に対する脅威ではないだろうか。

反日政策はそのもっとも有効な政策なのかもしれない。

先の大戦について、日本がきちんと謝罪しないことを支配層は望んでいるようにも見える。

しかし、そんなプロバガンダ(大衆操作)はいつまでも続かない。

20万人以上も雇用して、インターネットで国民の意見を監視するやり方が、いつまで続くと思っているのだろう。

 

こういう国は必ず大きな政変が起きる、そのことは歴史が証明している。

支配層の資産移動こそが、それを明確にしているのではないだろうか。

 

 

24年前。

ソビエトの崩壊は1991年、当時の人口は約3億人。

崩壊後、分離独立した国は15カ国。

プーチン率いる現在のロシアの人口は、1億4千万人で日本と変わらない。

 

中国はまだ建国70年。

十三億人を食べさせるとか、統治するなんて、一国の問題ではないと思う。

それを共産党という思想でわずか9人の人間で運営している。

価値観がこれほど多岐にわたっているこの世界で。

独裁体制の国の指導者がどういう末路をたどったか、彼らの恐怖は終わらない。

世界はそれを知っている。

 

 

 

 

アメリカの実態 グローバリズムの正体

 

よく、グローバル企業とか耳にします。

世界をまたにかけた巨大企業のイメージがあります。

中小企業の経営者にとってはあこがれの会社の姿に映るかもしれません。

 

しかし・・・・・

 

 

政府と銀行と医療と食料とメデイアを支配すれば好きなことができます。

そしてアメリカはすでにそれを達成しています。

大統領選挙のとき、オバマ大統領への寄付は個人が四分の一で、あとは大企業からの寄付で占められています。総額では7000億円とも言われています。

公明正大な選挙に見えますが、当選後の政策をみれば、大統領がどこを向いて仕事をしているかはっきりします。

 



1%の富裕層のターゲットは、世界各地の政情不安地域へと向いています。

CIAを使い諜報活動をして、内戦を煽り、情報を操作して、武器を提供しています。

そして国連などを動かし、米軍の攻撃が正義のようにみえるシナリオになっています。

歴代大統領を動かし、戦争を画策し続けています。

有名なのはベトナム戦争です。トンキン湾でベトナムがアメリカの駆逐艦を攻撃したことで戦争が始まりましたが、実はアメリカのわなだったことがあとでわかります。

後日、アメリカ政府もこれを認めています。

2001.9.11に世界貿易センタービルが倒壊しました。

現在それには?がついています。

Youtubeで「9.11」と打って検索してみてください。

多くの識者が疑問を呈しています。


真偽はともかく、当時のブッシュ大統領はすぐにアフガン戦争に突入しました。

国連決議もありません、報復のためです。

ウサマ・ビンラデインとかアルカイーダとかそのころ盛んに報道されました。

特に、イラクのフセイン大統領が関与している、大量破壊兵器を隠しているという理由でイラクも攻撃しました。

これも約10年後、フセインは関与していなかった、大量破壊兵器はなかったと、アメリカ政府は発表しています。

いったいなんのための戦争だったんでしょう。





1%の支配者には国境という認識がありません。

国家・政府は金で買えると思っていますし、現実にそうやってきています。




中間層を減らすために、高校と大学を州や市の経営から撤退させ、民間に委託し、授業料を上げる口実を作っています。

アメリカの大学生の70%は学資ローンを組まざるを得ず、卒業時のローン残高は平均一人250万円です。

卒業したら一流企業に就職するから返せると思っていた彼らには仕事がありません。

すぐに就職できるのはハーバード大学など超有名大学卒業者です。

大学を出たら一流企業へなどという話は、アメリカにはもうありません。

こうして彼らはアルバイトをいくつもこなし学資ローンを払い続けますが、多くの場合行き詰まります。

学資ローンには日本のような猶予制度はありません。

自己破産しても返済の義務があります、つまり一生逃げられません。

こうして大学卒のアルバイターが生み出されます。

 

次は、働く人たち、中間層です。

中間層だった人たちは世界一高額の医療で苦しんでいます。

アメリカでの出産費用は平均で120万円です。

日本の場合50~60万くらいかかりますが、あとで出産一時金として42万円くらい還付されます。

盲腸にいたっては575万円請求されたということで話題になっています。

日本では10万円前後です。

アメリカではこういう高額な治療費を請求されて、医療破産するというのは日常茶飯事です。

そして期待していた息子や娘も学資ローンで破産寸前です。

こうして中間層はどんどんいなくなります。



高校や大学のキャンパスには国防総省のリクルーターがやってきています。

「軍隊にはいれば入学金や授業料の援助がある、仕事の資格を取得できる」と。

実際にその言葉通りに大学を卒業できた学生の数は全体の35%です。

イラク戦争や中東へ派兵された軍人の多くは、戦闘の後遺症に悩まされます。

PTSDです。帰還兵専門の病院に行くと、医師は「戦闘のストレス」という診断を下します。

もっとひどいのは、米軍は劣化ウラン弾を使用した戦闘を行い、その結果、被ばくした兵士が身体の異常を訴えています。

劣化ウラン弾のもとは原発からでた使用済み核燃料です。

政府はこの因果関係を認めていません。

 

アメリカ国内でも処理に困っているこの使用済み核燃料を、あろうことか弾薬に転用しているのです。

戦車を一発で破壊できるそうです。


アメリカのホームレスは350万人ですが、そのうち戦争の帰還兵が50万人というすさまじさです。

当然、戦闘のあったイラクでは子供たちを中心に劣化ウラン弾の影響でがん患者激増しています。


もう一つのターゲットは不法移民です。

ただでさえ生活の苦しい彼にも国防総省のリクルーターがささやきます。

「軍隊にはいれば食事の心配はなくなるよ、しかもグリーンカード(永住権)もやるよ」断れる不法移民がどれくらいいるでしょうか。

 

 

 

学生、中間層、移民など、「兵隊の確保」が着々と進行していきます。

考える力、あきらめ、意欲を減退させる政策が続きます。


 

 

アメリカが関与している戦争で正規の米軍は50%です。

残りの50%は民間に委託しています。

傭兵という単語を知っていると思いますが、専門の会社が3社ほどアメリカにはあります。

国籍に関係なく傭兵として雇われ、命令された戦地へ行って戦うひとたちです。

彼らは正式のアメリカ軍の兵隊ではないので、戦死しても数にはかぞえられないことになっています。

政府が発表するのは「アメリカ軍の兵士」の戦死者だけです。


日本がその昔、真珠湾攻撃をし日独伊同盟を結んでいました。

当時のルーズベルト大統領の狙いはドイツでした。

ヒトラーを怒らせるような行動をとりましたが、ヒトラーがそれに乗ってこなかったので、標的を日本に絞りました。

諜報活動に弱い日本の情報は筒抜けでした。

そして日本が真珠湾を攻めるのを待っていました。

当時のアメリカの司令官が、「どうしてこんなところにいつまでも艦隊を留めているのか」と抗議しましたがルーズベルトはそれを無視しました。

そして日本は真珠湾を奇襲しました。

しかしそれは奇襲ではなかったということです。

(数10年後アメリカの公文書開示で明らかになったものです)

ルーズベルトはこうしてドイツを攻撃する口実を手に入れました。

日本の奇襲で、アメリカの兵士が多数亡くなることを黙ってみていたことになります。

ルーズベルト大統領は誰のためにそうしたんでしょう。

アメリカ国民の多くは、原爆を日本のどこに落としたのか知りません。

当然死亡した市民の数も知りません。

知っているのは、原爆のおかげで日米双方の戦死者を減らすことができたということくらいです。

つまり原爆のおかげで戦死者を減らすことができ、戦争を早く終わらせた、というのがアメリカ国民の平均的な認識です。

アメリカの教科書にそういう説明がついているからです。



今のアメリカの1%の支配層は、刑務所ビジネスにも手をつけています。

囚人には最低賃金制は適用されません。

刑務所もどんどん民営化されています。

彼らは1日いくらという部屋代、歯磨き粉代、トイレットペーパー代まで取られています。

出所後はその借金を返済する義務があります。

前科者を雇うほどの雇用は今のアメリカにはありません。

従って追い詰められた彼らの選択肢はひとつしかありません。

罪を犯して再び刑務所へ入ることです。

しかもアメリカには「スリーストライク制度」があり、3回目に犯罪を犯すと有無を言わせず「終身刑」が待っています。

これはどんな軽犯罪であろうと関係ありません。

こうして発展途上国の人よりも安い労働力が確保されていきます。

途上国の人には言葉の問題がありますが、囚人はアメリカ人です。

しかも文句ひとついいません。

大手電話会社は、囚人に電話交換手をさせています。

囚人は文句ひとついいません。

なぜならこの仕事が一番割がいいからです。

希望者はいくらでもいるのでこの仕事を捨てることはできないからです。

経済奴隷というコトバがあります。

アメリカは黒人奴隷の時代がありましたが、今や肌の色など関係ない経済奴隷が着実に増えています。




抵抗する南米諸国

中南米諸国は長い間、アメリカに搾取され続けていましたが、反撃が始まっています。

やってはいけないことを途上国が理解し始めています。

つまり世界銀行やIMF(国際通貨基金)や多国籍企業からの支援などは決して受けないということです。

国際機関はほとんどがアメリカの巨大企業から派遣された人たちがメンバーです。

彼らは、途上国を支援するという名目で、復興プログラムを提示します。

しかしそのプログラムは数年間だけは、復興を感じさせ、後はアメリカ資本が入ってきて、法律を変えられ実質支配される筋書きになっています。

中南米諸国はそれに気づき始めました。


代表的なのはベネズエラのチャベス大統領です。

アメリカの庇護を拒否し、安全保障条約(日本の安保条約と同じ)も拒否しました。

数々の法律・条例を発し、民主化への道を進みますが、アメリカの転覆工作にあい、投獄され辞任を強要され拷問を受けました。

しかしチャベスはそれに耐え、民衆の圧倒的な支持のもと迎えられます。

国連演説でチャベス大統領は、前日ブッシュ大統領が同じ演台で演説をしたことを取り上げ

「悪魔が昨日ここに来た。この演台はまだ地獄のにおいがする」

と言って天を仰ぎ十字を切りました。

演説の中でブッシュを8回も「悪魔」と呼びました。

演説が終わると、大きな拍手が待っていたそうです。


2012年アメリカとカナダを除く33カ国の首脳は、ベネズエラで会合を持ちました。

ラテンアメリカ・中南米諸国共同体を組織しました。

ブラジル、アルゼンチン、チリなど、南米諸国は近隣の国同士で助け合う条約を締結しています。




大手マスコミがいかに真実を伝えないか、その理由は1%が経営しているからです。

正義感と勇気を出すといいことないよ、と脅されてしまいます。

1%の人たちが本当に困ることは、報道しないことになっています。

家族が大事ですから。



IAEA(国際原子力機関)は、原発推進のために設立された国際機関です。

WHO(世界保健機構)は、原発保有国の圧力で、放射能に関する部会を閉じて、IAEAに委託してしまいました。

アメリカ国内では、いまだに国民に知らせていない原発事故があります。

福島原発の4号機は今でも危険な状態にあることをマスコミは伝えません。

もし4号機が爆発したら、東京から横浜に住んでいる人まで放射能汚染されることは明らかになっています。

首都圏の少なくても3000万人の避難民をどこに収容するのでしょうか。

どんな指揮命令系統もぐちゃぐちゃになるでしょう。

強盗、殺傷など二次犯罪は目を覆うばかりになるでしょう。

雨水が漏れたとか、その時々の事象は伝えますが、今の本当の現状は伝えません。




TPPもニュースになりません。

国会論戦は年明けになりました。

野党が臨時国会を求めましたが、政府は拒否しました。

実はこれは法律違反です。

野党は法律に決められた必要数を満たした要求をしているので、政権は拒否することはできないのです。

しかし総理の外交日程を理由に拒否しました。

これは戦後初のことです。



アメリカの要求を飲んだらどんなことになるのか、韓国の例を観るまでもなく、アメリカの国内をみれば明白です。

安い肉が入ってくるとか、農産物がやすくなるとか、それが国内でどういう影響が出るのか、連日報道してもいいくらいの交渉をしているのに政府の発表待ちのようなマスコミです。

南米諸国はTPPは拒否しています。

アメリカ国民を拒否しているのではなく、自分たちの利益しか頭にない1%の人間の「人としての質の低さ」を拒否しているのだと思います。




グローバリズム・新自由主義・コーポラティズムとは、大企業と政府が一体になった国家運営体制です。

この体制下では必然的に政府と癒着した一部の大企業・株主・経営者に富が集中します。

小さい政府を目指し、規制を緩和して民間に出来ることは民間に移譲する、小泉政権のときによく耳にしました。


国が国民の健康・命、公教育、農業・漁業、医療、などの「公共サービスや基幹となるもの」を財政が苦しいからといって民間に手放す恐ろしさを感じます。


アメリカの高校教育では英語と数学を全米共通テストを実施しています。

そして高校の格付けを行い、成績の悪い高校は補助金がカットされます。

当然教師も教えるスキルがないと解雇されます。

「本来、教師が教えるべき、人としての在り方、他人を思う気持ち、気遣いなどは真っ先に排除されるシステムになってしまった。

アメリカの未来は決して明るくありません」

解雇された教師はそう述懐しています。


日本では非正規社員が2000万人を超え、年収200万円以下のワーキングプアは1000万人を超え、5人に二人が非正規社員です。

結婚し、子供を育て、マイホームを手にすることが可能でしょうか。

子供の6人に一人は貧困家庭で育っています。

裕福な家庭の子は教育費をかけてもらい、塾や名門私大へ。

そうでない子供は定時制高校に行ったり、私立大学などは望めません。

貧困の連鎖が問題にもなっていますが、日本の教育費予算は世界最低レベルなのに、予算は減らされています。

正社員は、非正規へ落とされないように常にまわりを見渡し、正しいと思うことも口に出さなくなりました。


秘密保護法案は通り、国民を管理しやすくするマイナンバー制度も決まりました。

そして自衛隊の海外派遣です。

他国のみたこともない人を殺して来い、という法案が与党自民党の数の論理で強行されようとしています。

仕上げは憲法改正です。

9条の戦争放棄を捨てるつもりです。

若者に夢を与えず、国民の個人情報も抑え、兵の準備もでき、大義も決まればあとはやることは一つです。

衆参あわせて717名の国会議員への予算は700億円を軽く超えています。

憲法違反状態だと言われている選挙で選ばれた人たちに、そんなことを決める資格があるのでしょうか?



国のトップがどういう思考の持ち主か、見極めるのは難しいことです。

しかし、現代は、本当に調べようとすれば、その人の背景(人脈、企業)は、かなりわかることもあります。

「疑問を持たずなんでも鵜呑みにすること」

「難しいことはわかんない」

「気がついたらアルバイトや派遣の仕事しかない、でもまあそれも仕方ないか」

まさにそれが彼らの狙いだからです。

思考停止、諦めや無力感、絶望感こそが、1%の者たちからのギフトです。


日米地位協定

歴史は大事、最近の実感です。

安倍さんが根拠としている「砂川事件」の最高裁判決も、実はアメリカの介入があったことは有名です。時の最高裁長官がアメリカ側にお伺いを立てて、その意向を聞いて判決を出していたことが、アメリカの公文書館で発見されています。

地裁の無罪判決に怒ったアメリカは、次の高裁を飛び越していきなり最高裁に持っていくよう指導しています。

あり得ないことです。これで法治国家といえるでしょうか。

安倍さんは「捻じ曲げられた判決を根拠」に集団的自衛権を主張しているわけです。


日米安全保障条約は、今回の国会審議の核となる法律。

この条約は全10条ですが、運用・細則を決めた「日米地位協定」は28条まであります。

日本に基地を置いている根拠が書いてあるわけです。

基地と言うと沖縄と思ってしまいがちですが、条例では日本全土に、アメリカの要求があればいつでもどこでも置ける条約になっています。

米軍のジェット機は24時間、日本の上空を飛ぶことも可能です。オスプレイの配備がどうだこうだと言っていますが、沖縄から青森の三沢基地まで飛ぶことも可能です。

JALだのANAだのの日本の航空機より優先されています。

沖縄国際大学にアメリカのヘリが墜落しましたが、日本は警察の立ち入りも調査も拒否されました。

米軍基地に墜落したのではなく、日本の大学の敷地に墜落したのに、米軍は周辺一帯を封鎖しました。

例えば、東大に米軍のオスプレイが墜落しても同じです。

沖縄での婦女暴行事件が発生していますが、これも基地内に逃げ込んでしまえば逮捕されません。

最近はさすがにこれではまずいと思ったのか、すみやかに起訴すれば裁判に持ち込まれるようになったりしていますが、実はこれも有名無実です。ほとんど起訴されないからです。

これも東京都内で起きても同じです。


安保条約は表の約束事で、地位協定が実態を表すものです。

驚いたことにこの地位協定にも裏があります。「密約」です。

これもアメリカ側の資料から明らかになっています。


本土の人間は沖縄は気のどくだ、日本の安全のために犠牲になっているとおもっていますが、大きな勘違いです。


日本にある米軍基地の借地料は、全額日本が支払っています。

地主との交渉、賃貸借契約まで代行しています。

これは思いやり予算といわれているので聞いたことがあると思います。

電気・ガス・水道代(上限あり)、基地修繕費、兵舎建設費、家族住宅、ショッピングセンセンター、ゴルフ場、学校、教会、映画館、テニスコート、プールなどはすべて日本が支払っています。

ほかには高速代、市民税、NHK受信料、消費税は免除されています。

これらの総額は年間7000億円。

アメリカにとってこんなにいい国はほかにありません。


日本の政府はアメリカ軍の兵士が、何名日本に駐留しているか、正確には知りません。

つまり駐留米軍の兵力も知らないのです。

米軍は、成田空港や関西国際空港からやってくるわけではありません。

艦船、輸送機で各基地に到着しているわけです。

彼らは当然、パスポートを持って税関を通ってやってくるわけではありません。

日本政府にはアメリカからの適当な報告があるだけです。

密輸入、犯罪者、スパイの温床でもあります。


ドイツ、イタリアなど敗戦国の条約にこんなひどい取り決めはありません。

こういう条約を結んでいる国は世界中どこにもありません。


1991年フイリピンは米軍基地の撤退を実行しています。

フイリピンは戦中アメリカの植民地でした。

それでも当時のコラソン・アキノ大統領はアメリカに対して断固返還を求めたのです。

(中国の脅威を口実に再度、基地化をアメリカは狙っています・・・)


日本には本当の政治家がいません。

安倍さんは「近代兵器の発達」によって危険が緊急なものになっているからと言っています。一時を争うということで危険を煽っています。

アメリカの軍事専門家のあいだでは「ミサイルの射程距離にある沖縄はもう近すぎる、駐留米軍が危険だ」という声は耳に入らないようです。

その指摘こそが近代兵器の発達なんですよ安倍さん。

 

 

「㈱貧困大国アメリカ」 堤 未果

作者の『貧困大国アメリカ』シリーズの第3弾にして完結編。

といってもこの完結編しか読んでいない。


㈱奴隷農場の章では、

アメリカの農家の実態、たとえば牧場ではニワトリはすし詰め状態で飼われ、牛は体の向きも変えられない、農家は作物の種を翌年に使うことや、肥料や農作機械を自由に選んで使うこともできない。契約した企業の種や肥料を使うことしかできない。



町が破たんしたデトロイトは、メジャーリグの野球場の入り口で、市警察官がチラシを配っている。

「デトロイトには自己責任でお入りください。デトロイトは全米一暴力的な町です。デトロイトは全米一殺人件数の多い町です」など。

これは「切り売りされる公共サービス」という章の書き出し。


それ以外には「貧困ビジネス」「遺伝子組み換え種子で世界を支配する」など。


農業への株式会社参入、市町村の公共サービスの民営化など、TPP交渉の暗部が見えてくる。

現在のオバマをはじめ、歴代の大統領が当選するために、誰から金をもらって、当選後、何をしたか。なにを緩和することによって誰が得したか。明らかになっている。


最後の章は

「政府もマスコミも買ってしまえ」

1%の企業の考えていることとは・・・・。


日本の国会議員は「憲法違反状態」で選挙に当選した人たち。

総理大臣をはじめ各大臣、国会議員たち。

彼らの本性は・・・・・。

もはや「知らなかった」とか「聞いてないよ」とか「だまされた」とかでは済まされないことだけは確か。



ジオパークについて町役場に聞いてみた

ジオパーク認定されたことは知っていると思います。

さて、実態はどうなんでしょう。

順調に運営されているんでしょうか・・・・・

という素朴な疑問から、

担当部署と年間予算について、メールで問い合わせました。

 

以下、回答全文。

 

 

大変失礼いたしました。申し訳ありません。

伊豆大島ジオパークの事務局は、
大島町役場政策推進課振興企画係であり、事務局長は政策推進課長です。

平成26年度のジオパーク予算は、
8,683,000円です。(8月1日現在)

よろしくお願いいたします。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
東京都大島町 政策推進課 振興企画係
★伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局
TEL 04992-2-1444
FAX 04992-2-1371
E-mail town-build@town.oshima.tokyo.jp
http://www.izu-oshima.or.jp/geopark/
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

 

回答はここまでです。

予算は8/1現在となっていますが、年間予算はいくらなのか不明です。

多分予算の残高を掲載したんだと思います。

担当者としてありがちな勘違いですね。

つまり、あといくら使えるか、ということです。

こちらが知りたいのは、年間予算なのにねえ。

 

 

ジオパークはこの9月ころ、更新の時期だそうです。

一部の方がほぼ無償、無給状態で運営しているとも聞きます。

島の観光事業の一つとしてスタートしているはずです。

しっかりと予算も十分に付けてもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

コンサルタント契約

  • 復興計画を立てるためにコンサルタント契約を結んでいる。

契約料は5,500万円。すごい金額だ。

しかし、このパシフイックコンサルタント㈱はちょっと前歴に?が付く。

というのはい2007年に「緑資源機構談合事件」で摘発され、営業停止処分を受けている。この事件は時の農林大臣が自殺したりと関係者が3人も死亡している。

そういう会社であることをわかっていて、契約しているんだろうか。おおいに疑問だ。

 

最近聞いた話だと、上記以外の会社ともコンサルタント契約を交わしているらしい。金額は不明だけど恐らく何千万円になるだろう。そうすると、コンサルタントだけでも1億円くらい支払うことになる。

復興の計画を策定するために1億円というのはどうなんだろうか?

 

 

 

 

 

読んだ本

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
天国までの百マイル (朝日文庫)
暴露:スノーデンが私に託したファイル
永遠の旅行者(下)
驕れる白人と闘うための日本近代史
震える牛 (小学館文庫)
リヴィエラを撃て〈上〉 (新潮文庫)
無料 無料 無料